本大学院がめざす人材とは,「さまざまな臨床心理現場との連携を深めつつ、種々の臨床心理現場に即応しうる高度専門実務家としての臨床心理士・公認心理師」です。

生涯発達における3つの心理支援レベル

 乳幼児期から老年期まで,生涯発達においてはさまざまな心理援助が必要となります。
 生涯発達援助,予防的援助,危機介入的援助など,多様な問題に対応出来る人材を養成します。

 

心理職の活動領域

 心理職である臨床心理士・公認心理師の活動領域は,医療・保健領域,教育領域,福祉領域,司法・矯正領域など多岐にわたります。
 それぞれの領域の特徴に応じた臨床実践の基礎を身につけ,種々の活動に即応できるような人材を養成します。

 

 

心理援助の介入レベル

 いじめ,DV,児童虐待,犯罪や災害による心的外傷ストレスなど,従来の個人レベルの心理的介入だけでは対応出来ない場合があります。
 問題の性質に応じた,生活場面などでの対応ができる技術も必要であり,多層的な心理援助レベルでの実践ができる人材を養成します。