准教授 古賀 聡 (こが さとし)

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研究・臨床活動のテーマ

  • 心理リハビリテイションを通した障害児・者の生涯発達支援に関する研究
  • 嗜癖問題に対する臨床心理学的支援に関する研究
  • 催眠法と動作法を中心とした体験治療論に関する研究
  • 即興劇や俳句などを用いた芸術表現療法に関する研究
  • 認知症高齢者に対する回想法と心理劇を用いた支援に関する研究
  • アクションメソッドを用いた精神科リハビリテイション・プログラムの開発研究

主な著作・学術論文

  • 古賀聡, パニック発作に苦しむDV被害女性への解決志向催眠療法 -体験治療論からの考察- 心理臨床学研究,29(6),705-716,2012.
  • 古賀聡, 解決志向アプローチにもとづいたアルコール依存症者への心理劇, 心理臨床学研究,29(4),385- 396,2011.
  • 古賀聡, 統合失調症者がクリエイティブに生きること -俳句の心理劇の導入から, 心理劇,13(1),2008.
  • 古賀聡, 生涯発達と臨床心理劇~孤立・停滞・絶望とどう向かい合うのか~, 心理劇,20,39-45,2015

社会貢献活動

  • 社会福祉法人「やすらぎ荘」との連携による臨床動作法を用いた障害児・者支援

主な担当授業科目

  • 臨床心理学研究法特論I[臨床心理学指導・研究コース:修士課程]
  • 臨床アクションメソッド特論[実践臨床心理学専攻:専門職学位課程]
  • 臨床アクションメソッド指導論I[臨床心理学指導・研究コース:博士後期課程]

研究室の特徴・メッセージ

私は大学院修了後、精神科病院の常勤心理士として働いてきました。心理面接や心理検査など臨床心理士としての基本業務に加えて、アクションメソッドと呼ばれる心理劇や動作法を用いて、他職種と連携しながら精神科リハビリテイション・プログラムを構築することに取り組んできました。臨床心理士を目指す方には、どのようなクライエントにも対応できる生涯発達的視点と多様な援助技法を身につけて欲しいと考えています。