教授 遠矢 浩一 (とおや こういち)
研究・臨床活動のテーマ
- 発達障がい児の対人関係調整スキルの発達支援プログラムの開発に関する研究
- 障がい児の家族支援、特に、きょうだい支援に関する研究
- 臨床動作法による運動障がい児のためのリハビリテーションに関する研究
- 発達障がい児の集団心理療法プログラムの開発に関する研究
- 児童養護施設における心理療法のあり方に関する研究
- 保育園および学童保育所における保育士支援に関する研究
主な著作・学術論文
- 遠矢浩一編著(2009) 障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える -お母さん・お父さんのために- ナカニシヤ出版
- 遠矢浩一編著(2006)軽度発達障害児のためのグループセラピー ナカニシヤ出版
- 遠矢浩一訳 (2000)親と先生のための自閉症講座 -通常の学校で勉強するために- ナカニシヤ出版
社会貢献活動
- 児童養護施設における心理療法スーパーバイザー
- 社会福祉法人夜須高原福祉村との連携による臨床動作法を用いた障がい者支援
- 福岡市・福岡県等、教育機関における発達相談
主な担当授業科目
- 児童青年期臨床心理学基礎論[臨床心理学指導・研究コース:修士課程]
- 発達障害臨床演習I・II[臨床心理学指導・研究コース:修士課程]
- 集団心理療法学指導論I[臨床心理学指導・研究コース:博士後期課程]
研究室の特徴・メッセージ
主としてグループアプローチを通した発達障がい児の友人関係形成や心理的健康の支援、及び、障がい児の家族の支援、特に「きょうだい児」支援を行っています。また、当研究室を中心に開発された臨床動作法による障害児・者のリハビリテーション技法は国内だけでなくアジア諸国においても展開されています。児童養護施設や保育園、学童保育所における発達支援と保育士支援は喫緊の課題で、現在、精力的に取り組んでいます。