臨床心理学 指導・研究コースとは
臨床心理学指導・研究コースは，九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻内に設置されているコースです。
臨床心理学の専門知識の習得と研究能力の育成のための指導を行うとともに，援助活動の基礎となる実習経験における発達相談，心理相談の実務経験を積むことで，専門的な理解と研究能力と臨床実践能力を養います。さらに，本コースは歴史と伝統を踏まえ，心理学の知識や心理学的技法に基づき，人格および行動の変容と人間の生涯にわたる発達や適応の促進を援助するためのカリキュラムを設けています。
博士後期課程では，修士課程において身につけた臨床実践力と臨床基礎研究能力をもとに，臨床実践指導力と臨床研究力の両方を学びます。
臨床心理学 指導・研究コース修士課程で得られる資格
本コース修士課程は臨床心理士資格のための第１種指定大学院であり，財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する「臨床心理士」の受験資格が得られます。
また，大学（学部）等において定められた科目を履修し卒業した人は，本コース修士課程に入学し定められた科目を履修し修了することで，国家資格である「公認心理師」の受験資格が得られます。
臨床心理学 指導・研究コースでの臨床心理実習
学内実習
附属実習機関である九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センターの子ども発達相談室・心理教育相談室・生涯発達相談室の3部門において，幅広く心理相談・発達相談の実務実習を行います。
学外実習
臨床心理分野の三大領域である，医療・保健領域，福祉領域，教育領域の全ての機関で実習を行います。約40機関の学外施設と連携しており，2年間の充実した実習体制を整えています。
臨床心理学 指導・研究コースについて
下記ページの説明もご覧ください。