教授 田中 真理 (たなか まり)

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研究・臨床活動のテーマ

  • 発達障害児者の自己理解・他者理解に関する研究
  • 生涯発達的観点からみた発達障害児者の支援環境構築に関する研究
  • 高等教育機関における障害学生支援に関する研究
  • グループワークによる発達障害児者への臨床活動(心理臨床や余暇支援など)

主な著作・学術論文

  • 田中真理(2019)「発達障害の心理学:特別支援教育を支えるエビデンス」(分担),福村出版.
  • 田中真理(2018)「よくわかる!大学における障害学生支援」(分担), ジアース教育新社.
  • 田中真理・川住隆一・菅井裕行(2016)「東日本大震災と特別支援教育」(編著), 慶応義塾大学出版会.

社会貢献活動

  • 発達障害者を対象とした余暇支援(「かたろうかい」)
  • 発達障害児者の理解啓発に関する講演・研修会
  • 発達障害学生への合理的配慮に関する文部科学省受託研究客員教授(筑波大学)

主な担当授業科目

  • 発達相談学[臨床心理学指導・研究コース:修士課程]
  • 事例研究法[臨床心理学指導・研究コース:修士課程]
  • 障害心理臨床学研究I・II[臨床心理学指導・研究コース:博士後期課程]

研究室の特徴・メッセージ

心理臨床には、臨床フィールドで蓄積された実践知と研究知見で得られた理論知との統合力、それを社会に向けて発信していくための力が求められます。その核となるものは、現場感覚の「問いをたてる力」だと考えています。クライエントの日常の生活文脈のなかから見出す「問い」を、臨床研究につなげることを大切にしていく研究室でありたいと思っています。