平成27年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・浜本満・坂元一光・藤田雄飛・大津隆広
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
子どもの育ちを支える協同関係の構築に向けて ~福祉と教育を結ぶ領域横断的基礎研究~
松﨑佳子 ・田上哲・稲葉美由紀・田北雅裕・高野和良・岡幸江・柴田建・野々村淑子
保護、養護、支援が必要とされる子どもの育ちを支える関係性とはどんなものでしょうか。諸制度や取組の実態、またそれらの歴史的、社会的背景などについてさまざまな方向から光を当て、現場の実践者の方々との交わりも持ちつつ、多角的に課題を検討していきます。
安全・安心への人間環境学的アプローチ
神野達夫・黒木俊秀・當眞千賀子・蜷川利彦・山口裕幸・志賀勉・藤田雄飛・田北雅裕
近年、災害や事故、テロなど、安全・安心を脅かす要因は多様化しています。人間環境学府の文理の枠を超えた教員の力を集めることによって「安全・安心な社会とはどのような社会なのか?」「安全・安心な社会を実現するために人間環境学ができることとは何か?」「社会の安心・安全について自ら考え、実行できる人材を育成するには、どのような教育が必要なのか?」といった問題に取り組みます。
共生社会のための心理学
内田若希・古賀聡・光藤宏行
現代社会を理解するうえでダイバーシティ(多様性)という考え方は欠かせない要素の一つです。心理学は科学的なデータを重視し、複雑で多様な人の心を理解することをめざす学問です。人間環境学府の心理学は視覚情報処理、アスリートの心理、乳幼児の発達、心の問題への支援など、さまざまな領域を対象としています。それぞれの専門性や知見を持ち寄り、互いに刺激し合い高め合う学びの場を設けたいと思っています。
通学路の研究 ―家庭から校門までの長い道のり―
元兼正浩・南博文・志波文彦・田北雅裕
校門を「希望の入口」と例えるのならば、通学路はその「希望の入口」に一歩一歩たどり着く「道」であるといえます。本プログラムは、この「希望の入口」と「道」の問題へ、教育学のみではなく、社会学、都市計画学、心理学などの異なる分野との学際的な連携によってアプローチしていきます。
臨床のセノグラフィー:舞台装置としての心理臨床空間
佐々木玲仁・末廣香織
心理臨床実践においては、その場の物理的環境が大きく影響することは臨床家のあいだでは経験的に熟知されていますが「どのような空間が心理臨床に最も適切なのか」という問いが議論されることは少ないのが現状です。当取組では、建築・臨床双方の観点を持ち寄って、室内から立地までの広い意味での面接環境を一種の舞台装置(セノグラフィー)と捉えて理想的な面接室について検討を行います。
平成26年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・浜本満・坂元一光
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
子どもの育ちを支える協同関係の構築に向けて ~福祉と教育を結ぶ領域横断的基礎研究~
松﨑佳子 ・田上哲・稲葉美由紀・田北雅裕・高野和良・岡幸江・柴田建・野々村淑子
保護、養護、支援が必要とされる子どもの育ちを支える関係性とはどんなものでしょうか。諸制度や取組の実態、またそれらの歴史的、社会的背景などについてさまざまな方向から光を当て、現場の実践者の方々との交わりも持ちつつ、多角的に課題を検討していきます。
建築災害と生理・心理
友清衣利子・蜷川利彦・大垣哲朗・前田潤滋・光藤宏行・山口裕幸・小山智幸・清家規・神野達夫
災害避難時に人はどのように行動するのか、工事現場での事故はなぜ起こるのか、施工環境の過酷さによる建築物の品質低下はいかにして防ぐのかといった、建築災害にまつわる人間の諸問題に建築学、生理学、心理学が連携して取り組みます。
共生社会のための心理学
内田若希・古賀聡・實藤和佳子・光藤宏行
現代社会を理解するうえでダイバーシティ(多様性)という考え方は欠かせない要素の一つです。心理学は科学的なデータを重視し、複雑で多様な人の心を理解することをめざす学問です。人間環境学府の心理学は視覚情報処理、アスリートの心理、乳幼児の発達、心の問題への支援など、さまざまな領域を対象としています。それぞれの専門性や知見を持ち寄り、互いに刺激し合い高め合う学びの場を設けたいと思っています。
学校トイレで多分野連携アプローチの可能性をさぐる ~九大人環「学校トイレ」研究会~
元兼正浩・鈴木隆子・志波文彦・増田健太郎
学校のトイレは単なる学校施設の問題にとどまらず、子どもの教育や心理、健康面に関わる学際的な研究題材ですが、まだ取り組みが十分とは言えません。そこで、各分野の教員と共に研究会や実地見学会などを通
して多分野連携アプローチのあり方をさぐってゆきます。
平成25年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・浜本満・坂元一光・箱田裕司
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
子どもの育ちを支える協同関係の構築に向けて ~福祉と教育を結ぶ領域横断的基礎研究~
松﨑佳子 ・田上哲・稲葉美由紀・田北雅裕・高野和良・岡幸江・野々村淑子
保護、養護、支援が必要とされる子どもの育ちを支える関係性とはどんなものでしょうか。諸制度や取組の実態、またそれらの歴史的、社会的背景などについてさまざまな方向から光を当て、現場の実践者の方々との交わりも持ちつつ、多角的に課題を検討していきます。
建築災害と生理・心理
友清衣利子・蜷川利彦・林直亨・前田潤滋・光藤宏行・山口裕幸・小山智幸・清家規
災害避難時に人はどのように行動するのか、工事現場での事故はなぜ起こるのか、施工環境の過酷さによる建築物の品質低下はいかにして防ぐのかといった、建築災害にまつわる人間の諸問題に建築学、生理学、心理学が連携して取り組みます。
水俣を通じて人間と環境の関係を考える
飯嶋秀治・岡幸江・當眞千賀子
水俣病の問題は「水俣市」だけの問題でなければ、「過去」の問題でもない。その主たる原因は、当時玩具や衣類に用いられた塩化ビニールや香料や化粧品に用いられたオクタノールの原料アセトアルデヒドの生産触媒にしたメチル水銀であった。しかし、ある地域の環境全体が汚染されたとき、その被害は加害企業の家族にも及び、その企業の受益者は日本全国にいる。この構図は、福島でも同様である。だから、水俣病の問題を学びなおすことは、私たちの未来の人間環境を構築するうえでの糧になるのである。そういう構想の中で、いったい人間科学は、教育学は、建築学はどのような寄与ができるのだろうか。本他分野連携は、そうした問題を考える場にしていきたい
学校トイレで多分野連携アプローチの可能性をさぐる ~九大人環「学校トイレ」研究会~
元兼正浩・鈴木隆子・志波文彦・増田健太郎
学校のトイレは単なる学校施設の問題にとどまらず、子どもの教育や心理、健康面に関わる学際的な研究題材ですが、まだ取り組みが十分とは言えません。そこで、各分野の教員と共に研究会や実地見学会などを通
して多分野連携アプローチのあり方をさぐってゆきます。
平成24年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・浜本満・坂元一光・箱田裕司
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
子どもの育ちを支える協同関係の構築に向けて ~福祉と教育を結ぶ領域横断的基礎研究~
松﨑佳子 ・田上哲・稲葉美由紀・田北雅裕・高野和良・岡幸江・野々村淑子
保護、養護、支援が必要とされる子どもの育ちを支える関係性とはどんなものでしょうか。諸制度や取組の実態、またそれらの歴史的、社会的背景などについてさまざまな方向から光を当て、現場の実践者の方々との交わりも持ちつつ、多角的に課題を検討していきます。
建築災害と生理・心理
友清衣利子・蜷川利彦・林直亨・前田潤滋・光藤宏行・山口裕幸・小山智幸・清家規
災害避難時に人はどのように行動するのか、工事現場での事故はなぜ起こるのか、施工環境の過酷さによる建築物の品質低下はいかにして防ぐのかといった、建築災害にまつわる人間の諸問題に建築学、生理学、心理学が連携して取り組みます。
子どもや地域を犯罪から守るための異分野連携研究
有馬隆文・古賀靖子・柴田建・中村知靖・箱田裕司・浜本満・元兼正浩
犯罪リスクをめぐる課題は犯罪者となる人間の問題、犯罪を生む場や環境の問題など、多面的な要素があります。それらに対して異分野の研究者が連携して取り組むことで、これまでの縦割り的な研究では見いだせなかった新たな視座や方法を探究していきます。
学校トイレで多分野連携アプローチの可能性をさぐる ~九大人環「学校トイレ」研究会~
元兼正浩・鈴木隆子・志波文彦・増田健太郎
学校のトイレは単なる学校施設の問題にとどまらず、子どもの教育や心理、健康面に関わる学際的な研究題材ですが、まだ取り組みが十分とは言えません。そこで、各分野の教員と共に研究会や実地見学会などを通
して多分野連携アプローチのあり方をさぐってゆきます。
異分野交流・学際教育研究の促進される大学キャンパス
南博文・佐々木玲仁・杉山佳生・鶴崎直樹・飯嶋秀治・新谷恭明・田北雅裕
異分野交流、学際的な教育や研究が促進される大学キャンパスの環境とはどのようなものでしょうか。様々な視点を持ち寄り、自由な発想を活かし、箱崎キャンパス、伊都キャンパスを主な題材にしてこの問題に取り組んで行きます。
平成23年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・土戸敏彦・浜本満・坂元一光・箱田裕司
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
子どもの育ちを支える協同関係の構築に向けて ~福祉と教育を結ぶ領域横断的基礎研究~
松﨑佳子 ・田上哲・稲葉美由紀・田北雅裕・高野和良・岡幸江・野々村淑子
保護、養護、支援が必要とされる子どもの育ちを支える関係性とはどんなものでしょうか。諸制度や取組の実態、またそれらの歴史的、社会的背景などについてさまざまな方向から光を当て、現場の実践者の方々との交わりも持ちつつ、多角的に課題を検討していきます。
建築災害と生理・心理
小山田英弘・友清衣利子・蜷川利彦・林直亨・前田潤滋・光藤宏行・山口裕幸・小山智幸・清家規
災害避難時に人はどのように行動するのか、工事現場での事故はなぜ起こるのか、施工環境の過酷さによる建築物の品質低下はいかにして防ぐのかといった、建築災害にまつわる人間の諸問題に建築学、生理学、心理学が連携して取り組みます。
子どもや地域を犯罪から守るための異分野連携研究
有馬隆文・古賀靖子・柴田建・中村知靖・箱田裕司・浜本満・元兼正浩
犯罪リスクをめぐる課題は犯罪者となる人間の問題、犯罪を生む場や環境の問題など、多面的な要素があります。それらに対して異分野の研究者が連携して取り組むことで、これまでの縦割り的な研究では見いだせなかった新たな視座や方法を探究していきます。
異分野交流・学際教育研究の促進される大学キャンパス
南博文・佐々木玲仁・杉山佳生・鶴崎直樹
異分野交流、学際的な教育や研究が促進される大学キャンパスの環境とはどのようなものでしょうか。様々な視点を持ち寄り、自由な発想を活かし、箱崎キャンパス、伊都キャンパスを主な題材にしてこの問題に取り組んで行きます。
平成22年度取り組み
人間諸科学における『進化心理学』の位置
谷口秀子・橋彌和秀・土戸敏彦・浜本満・坂元一光・箱田裕司
1980年代以降、動物行動学、生物学の領域を中心に発達してきた『進化心理学』について哲学、人類学、発達心理学、ジェンダー論等のそれぞれの立場から批判的に評価し、それがそれぞれの学問にとってどのような意義をもちうるかをめぐって既存の人間諸科学と進化心理学との対話を試みます。
人間環境実践知の構築〜人間と環境に働きかける技法と専門知の「あいだ」を考える〜
安立清史・飯嶋秀治・岡幸江・菊地成朋・柴田建・高野和良・野村亮太・針塚進・南博文・野々村淑子
人間環境学という学問の可能性を考えるにあたり、人間と環境に働きかける知とはいかに可能か、つまり実践知としての人間環境学的知の構築を、学際的アプローチによって議論しようという試みです。葛藤、差異化や対立もありつつ、そこから融合、再構成されていく知の共同体を楽しむ会です。
建築災害と生理・心理
小山田英弘・友清衣利子・蜷川利彦・林直亨・前田潤滋・光藤宏行・山口裕幸・小山智幸・清家規
災害避難時に人はどのように行動するのか、工事現場での事故はなぜ起こるのか、施工環境の過酷さによる建築物の品質低下はいかにして防ぐのかといった、建築災害にまつわる人間の諸問題に建築学、生理学、心理学が連携して取り組みます。
人環の叡智で学校の危機を管理する
元兼正浩・増田健太郎・新谷恭明・有馬隆文・山口裕幸・中原浩之・志波文彦
学校における危機には実にさまざまなものがあります。災害や事故もあれば、児童生徒、教職員の人間関係や倫理に関わる問題もあります。その多様な側面に、教育学、社会心理学、臨床心理学、建築学などからの多彩な教授陣が多方向からアプローチします。
異分野交流・学際教育研究の促進される大学キャンパス
南博文・佐々木玲仁・杉山佳生・鶴崎直樹
異分野交流、学際的な教育や研究が促進される大学キャンパスの環境とはどのようなものでしょうか。様々な視点を持ち寄り、自由な発想を活かし、箱崎キャンパス、伊都キャンパスを主な題材にしてこの問題に取り組んで行きます。
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