黒木俊秀研究室
教授 黒木 俊秀 (くろき としひで)
研究・臨床活動のテーマ
- DSM 診断の臨床的有用性に関する臨床心理学的研究
- うつ病・双極性障害の精神病理学
- 薬物療法と心理療法の相互作用に関する研究
- 青年期症例に対する森田療法の適応に関する臨床研究
- 成人期発達障害者に対する心理社会的支援に関する研究
- 心理療法の効果判定に関する研究
主な著作・学術論文
- 現代うつ病の臨床-その多様な病態と自在な対処法(共編著)(2009)創元社
- 発達障害の疑問に答える(共編著)(2015)慶應義塾大学出版会
- Current viewpoints on DSM-5 in Japan (2016). Psychiatry and Clinical Neurosciences, 70:371-393
社会貢献活動
- 財団法人メンタルヘルス岡本記念財団評議員
- NPO 法人九州大学こころとそだちの相談室理事長
- 福岡少年院教育プログラム SV
主な担当授業科目
- 生涯発達学特論(実践臨床心理学専攻)
- 臨床精神薬理学特論(実践臨床心理学専攻)
- 臨床心理学原論演習I(実践臨床心理学専攻)
研究室の特徴・メッセージ
黒木研究室では、医療現場における臨床心理学の発展を目指しており、九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野や国立病院機構肥前精神医療センターと共同研究を行っており、その他にも様々な医療機関と交流があります。精神疾患の神経生物学的研究分野から心理社会的治療の領域まで幅広いつながりのなかで、生物-心理社会-文化的存在としての人間を「分かる」ことと「支える」ことに、黒木研究室は最大の関心を抱いています。