概要

研究テーマ

山口研究室では集団力学を中心に,社会心理学や組織心理学について研究しています。個別の研究テーマは山口教授学生のページを参照してください。

九州大学における心理学講座

所属

九州大学では教員,大学院生,学部生の所属が異なります(学府・研究院制度)。山口研究室のメンバーの所属は以下の通りです。

山口教授 九州大学大学院人間環境学研究院人間科学部門心理学講座
大学院生 九州大学大学院人間環境学府行動システム専攻心理学コース 山口研究室
学部生 九州大学教育学部教育心理系人間行動コース 社会心理学第二研究室

心理学講座

九州大学で心理学を学ぶためには,組織体制に注意して入学する学部や研究室を選択する必要があります。

大学院では人間環境学研究院および人間環境学府に心理学講座がありますが,学部では文学部と教育学部に心理学講座があります。学部の選択を間違うことが無いよう注意してください。

年間行事

calendar01

歴史

山口研究室は集団力学講座です。集団力学講座は1961年(昭和36年)4月に設置されました。

1949年(昭和24年)5月,新制九州大学と同時に教育学部が設置されます。設置当時はまだ集団力学講座はありませんでしたが,教育指導者講習の際にグループ・ダイナミックスが取り上げられており,同講習の3回目の際には「日本グループ・ダイナミックス学会」が発足しています(1949年(昭和24年))。九州大学教育学部ではこのときからグループ・ダイナミックスに関心が寄せられていました。

グループ・ダイナミックスの研究は日本グループ・ダイナミックス学会を拠点に行われていましたが,より本格的に研究を進めるため,「社会,特に集団や組織における人間の心理と行動について教育・研究すること」を目的として1961年(昭和36年)4月に集団力学講座が設置されます。当時,日本において同様の教育・研究を行う講座は無く,日本における集団力学研究の発祥地として知られることになります。

集団力学講座の教授は三隅二不二教授が初代として着任(1976年(昭和51年)転出),1966年(昭和41年)に狩野素朗教授が着任(1995年(平成7年)退官),1986年(昭和61年)に古川久敬教授が着任(2012年(平成24年)退官),そして1997年(平成9年)10月に山口裕幸教授が着任しています。

出典:九州大学七十五年史(九州大学七十五年史編集委員会),九州大学教育学部五十年史(九州大学教育学部五十年史編集委員会)