プロフィール
オープンキャンパスにて
氏名 | 山口 裕幸(やまぐち ひろゆき) |
職位 | 教授 |
学位 | 博士(教育心理学) |
専門分野 | 社会心理学,集団力学,組織行動学 |
所属 | 大学院人間環境学研究院人間科学部門心理学講座 |
大学院担当 | 大学院人間環境学府行動システム専攻心理学コース 大学院法務学府実務法学専攻 |
学部担当 | 教育学部教育心理系人間行動コース 医学部保健学科基礎看護学講座 |
教育・研究情報 | 研究成果 研究成果(九州大学研究者情報) 担当授業(九州大学シラバス) |
詳細
研究活動
チームによる的確で効率的な課題遂行および創造的な問題解決を促進する条件を明らかにしていくことを研究の目標としている。ベースとするのは社会心理学であり,集団力学・組織心理学的視点を重視している。また,複雑系科学,進化論の視点も取りれながら,理論的には学際的な検討を進める一方,実証活動においては,医療や教育,交通産業,発電の組織現場の問題解決を指向したアクション・リサーチに取り組んでいる。具体的に取り組んでいる研究課題は,次のようになる。
- チーム・コンピテンシーの育成・強化するマネジメントの検討/優れたチームワークを醸成する条件の究明
- 集団や組織の全体的心理学的特性(規範や文化)の可視化による的確なマネジメントの構築
- 充実した将来の繁栄へと集団を導くリーダーシップに求められる条件の検討
教育活動
大学院では,修士課程で「集団力学」と「対人行動学」を,博士課程で「集団力学考究」担当している。オリジナルな視点で研究課題を設定し,進んで現場に飛び込んでいく研究者の養成をめざして,ケーススタディを取り入れるなどして,学生たちの自発性を引き出すように工夫している。
学部では,「社会心理学」,「集団力学」,「対人認知・行動論」,「コミュニケーション論」を中心に,心理学概説や心理学実験等も担当している。教え込むのではなく,学生たちが自分自信のリアルな問題として課題をとらえ,内発的な動機づけに基づいて学習を進められるように,教材の採用や授業形態を工夫している。
社会活動
- 日本グループ・ダイナミックス学会
- 会長(2011年4月~2013年3月)
- 常任理事・機関誌編集委員長(2009年4月~2011年3月)
- 日本社会心理学会
- 理事・編集委員(2013年4月~現在)
- 常任理事(2007年4月~2009年3月)
- 産業・組織心理学会
- 常任理事(2010年4月~現在)
- 副会長(2007年4月~2010年3月)
- 日本心理学会
- 理事(2011年4月~現在)
- 代議員(2009年4月~2011年3月)
- Academy of Management, Proceedings Reviewer(Conflict Management Division)(2001年~)
- American Psychological Association(2010年~)